最後の1枠はどこが取った?(オーストラリア男子が逆転で8年ぶり)

最後の1枠を取ったのはオーストラリア男子です。10月30日(現地)の決勝で、第1試合を落としてから2試合を続けて取りました。会場はOro Padelのセンターコートです(FIP公式、FIP公式結果)。

試合 オーストラリアのペア エジプトのペア スコア(オーストラリア側から) 勝者
第1試合T. Brown/S. AshendenA. A. Marzouk/Y. Hossam4-6, 3-6エジプト
第2試合D. Bechard/A. MelisiG. Wakim/A. Shokeir4-6, 6-4, 7-6オーストラリア
第3試合J. Benzal/V. VelickovicM. Aboulkassem/M. El Garhy7-6, 7-5オーストラリア

負ければ敗退が決まる第2試合は、Bechard/Melisi組が第1セットを落としてから追いつき、最終セットのタイブレークで勝ちました。勝負を決めた第3試合は、Benzal/Velickovic組が2セットとも競り合いを取り、ストレートで勝っています(FIP公式)。

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FIPは公式Xで「ドーハ、行くぞ!」と、オーストラリア男子の出場決定を伝えました(FIP公式X)。

決勝まではどう勝ち上がった?(準決勝はモロッコに2-0)

男子は前日の準決勝で、オーストラリアがモロッコに、エジプトがクウェートに、それぞれ2-0で勝って決勝に進みました。どちらも先に2試合を取ったため、3試合目は行われていません(FIP公式、FIP公式結果)。

準決勝 勝者 試合ごとのスコア(勝者側から)
オーストラリア 対 モロッコオーストラリア 2-0Bechard/Melisi 6-4, 6-4 / Benzal/Velickovic 6-2, 6-1
クウェート 対 エジプトエジプト 2-0Zaghloul/Wakim 3-6, 6-1, 6-3 / Marzouk/Hossam 6-3, 6-2

Bechard/Melisi組とBenzal/Velickovic組は、準決勝と決勝の両方で勝っています。エジプトは男女そろっての本大会出場をめざしていましたが、男子はあと1勝で届きませんでした(FIP公式、FIP公式)。

アジア・アフリカ予選で出場を決めたのは?(女子2チーム、男子1チーム)

クウェートの予選で本大会への出場を決めたのは、次の3チームです。日本女子は準決勝でインドネシアに1-2で敗れ、日本男子はグループリーグで敗退しました(FIP公式、日本女子の準決勝の記事、グループリーグ最終日の記事)。

部門 出場を決めたチーム 決め手になった試合
女子インドネシア準決勝で日本に2-1
女子エジプト準決勝でチュニジアに2-0
男子オーストラリア決勝でエジプトに2-1

FIPによると、本大会は男女16チームずつ、合わせて32チームで争われます。男子は、カタール通信(QNA)が10月20日に伝えた15チーム(カタール、アルゼンチン、スペイン、ポルトガル、イタリア、アラブ首長国連邦、ブラジル、フランス、チリ、スウェーデン、アメリカ、メキシコ、パラグアイ、オランダ、ドイツ)に、オーストラリアが加わって16チームになります(FIP公式、QNA)。

女子は、QNAが10月20日の時点で15チームの出場決定を伝えていた一方、今回の予選で2チームが出場を決めています。数え方が合わないため、女子16チームの最終的な顔ぶれは、FIPの公式発表で確認できるまで「未確認」とします(QNA、FIP公式)。

スペイン代表はどう変わった?(ガランが欠場、ハビ・レアルを招集)

スペイン男子代表のアレ・ガラン選手は、10月30日に本大会の欠場を正式に決めました。FIPによると、クウェートMajorも欠場の原因になったけがのためで、代わりにハビ・レアル選手が入ります(FIP公式)。

ガラン選手のけがについては、10月24日の記事で、出場できるかが分からない段階として伝えていました。Padel Addictによると、ガラン選手は「代表の力になれないのはとても悔しいけれど、いちばん最初にスペインを応援するのは自分だ」とコメントし、「もっと強くなって戻る」と結んでいます(Padel Addict公式X)。

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Padel Spainによると、レアル選手はカディス出身の23歳です。一度は事前の候補リストに入りながら最終メンバーから外れていましたが、2年前のW杯にも出場した経験があります。今季は5月からフラン・ゲレーロ選手と組み、FIP Platinumのマルセイユ、オエイラス、リヨンで優勝しています(Padel Spain)。

FIPによると、ガラン選手が抜けたことで、スペイン代表の中でFIPランキングが2番目に高い選手はフアン・レブロン選手になります。チームには世界1位のアルトゥーロ・コエロ選手もいます(FIP公式)。

ベンチには誰が座る?(かつての世界1位たちが監督に)

パデルの国別対抗戦では、監督が1対戦ごとに3ペアの組み合わせを選びます。FIPは10月30日の記事で、本大会の各国のベンチに、選手として歴史を作った人たちが並ぶと紹介しました(FIP公式)。

チーム 監督・スタッフ FIPが紹介した経歴
スペイン男子フアン・ホセ・グティエレス(フアンホ)シーズン中はホセマリア/ゴンザレス組のコーチも務める
スペイン女子カロリーナ・ナバロ9年間世界1位。2025年末に現役を引退
アルゼンチン男女ガビ・レカ、ロドリ・オビデ(主将補佐はフアン・マヌエル・レスティーボ)レカは2000年代前半の世界1位。男子は前回大会の優勝チーム
イタリア男女マルセラ・フェラーリ(サベリオ・パルミエリ、フィリッポ・スカラと共に)男子ツアーのトップ選手を指導した初めての女性コーチ
ブラジルパブロ・リマ2023年に現役を引退。コート上の主将はルーカス・ベルガミニ
イギリス女子イシアル・モンテス12年間世界1位。選手として9回の世界一
フランス女子フアン・アルダイフェルナンド・ベラステギンのアシスタントコーチを務めた

イタリア女子は4大会続けての表彰台を、イタリア男子は初めての表彰台をめざします。前回2024年のドーハ大会では、イタリア男子は3位決定戦でポルトガルに敗れました(FIP公式)。

本大会はいつ・日本時間で何時?(女子は20時、男子は0時から)

FIPが発表した本大会の日程です。会場はドーハのハリファ国際テニス・スカッシュコンプレックスで、賞金総額は公式のパデル大会で過去最高の120万ユーロです(FIP公式)。現地時間に6時間を足すと日本時間になります。

日付(現地) 内容 試合開始(日本時間)
11月1日(日)開会式、グループ分けの抽選―
11月2日(月)〜4日(水)グループステージ(男女とも4チームずつ4グループ)女子 20:00、男子 翌0:00
11月5日(木)準々決勝(各グループの上位2チーム)未確認
11月6日(金)準決勝未確認
11月7日(土)午前に3位決定戦、そのあと決勝未確認

グループステージの試合開始は、現地時間で女子が14時、男子が18時です。準々決勝からあとの開始時刻は、今回確認した資料には書かれていませんでした(FIP公式)。

日本の男女代表は出場しませんが、ガラン選手を欠くスペインと、前回優勝のアルゼンチン男子の争いや、8年ぶりに戻ってくるオーストラリアの戦いぶりは見どころです。グループ分けは11月1日の抽選で決まります。予選の試合はFIP公式YouTubeでライブ配信されていました。本大会の配信は、FIP公式YouTubeの配信一覧やFIP公式サイトで確認してください。本大会の概要は10月23日の記事にもまとめています。

出典