4チームの準々決勝はいつ?(女子は5日20時、男子は6日0時以降)
準々決勝は11月5日(現地時間)に行われます。FIPの試合予定によると、女子は現地14時(日本時間20時)から、男子は現地18時以降(日本時間6日0時以降)に始まります。オランダ女子はフランス、スウェーデン女子は前回王者のスペインと対戦します。男子はオランダがポルトガル、スウェーデンがイタリアと当たります(FIP公式の試合予定(PDF))。
| 国 | 部門 | 準々決勝の相手 | 開始の目安(日本時間) |
|---|---|---|---|
| オランダ | 女子 | フランス | 11月5日 20時から |
| スウェーデン | 女子 | スペイン | 11月5日 20時から |
| オランダ | 男子 | ポルトガル | 11月6日 0時以降 |
| スウェーデン | 男子 | イタリア | 11月6日 0時以降 |
FIPの試合予定には、どの試合もコートが変わることがあると書かれています。
オランダはどう変わった?(2年前は10位、予選からの出発)
オランダ男子のパブロ・モレノ監督は「私たちにとってとても大事な瞬間です。まだ小さな国ですが、この結果は選手たちが積み重ねてきた努力の表れです」と話しています。FIPによると、オランダは2年前の世界大会を10位で終え、今年は予選から勝ち上がってきました。2025年の欧州の国別対抗戦(FIP Euro Padel Cup)でも4位に入っており、今回の勝ち上がりはその4位を裏づけるものだとFIPは書いています(FIP公式)。
モレノ監督は「難しい場面でもしっかり立て直せる、本当に強いチームを作れました。ペアを一人ひとり見るより、グループとして見たほうが強いチームです」とも語りました。W杯の団体戦は、1つの対戦でペア同士の試合を3つ行い、2勝以上した国が勝ちます。オランダ男子は3日目のオーストラリア戦で、3つの試合すべてに勝っています(W杯3日目の記事)。
女子を率いるのは29歳のミロウ・エッテコーフェン(Milou Ettekoven)監督です。「今、私たちは本当にチームになっています。コートに立っていない選手も仲間を応援し、互いのために戦っています」と話しました。オランダ女子は前回大会で5位に入っており、今大会はD組でポルトガルを上回って1位になりました(FIP公式)。
スウェーデンの強さはどこから?(ジュニアの成績が代表へ)
スウェーデン女子のエミー・エクダール(Emmie Ekdahl)監督は「ある瞬間に急にできると気づいたわけではありません。最初から信じていました。だから驚きより、目標を果たせた喜びと誇りのほうが大きいです」と話しています(FIP公式)。
FIPは、スウェーデンの成長を支えているのは若い世代の育成だと伝えています。2025年のジュニアの世界大会(FIP Junior World Cup)では男女とも6位、今年7月のジュニア欧州大会(FIP Junior Euro Padel Cup)では女子が銅メダルを取りました。その銅メダルに貢献したユニ・ショーランド(Juni Sjöland)選手、シリエ・ケアゴー(Silje Kjaergaard)選手、ゾーイ・アンデション(Zoe Andersson)選手の3人が、今回のドーハの女子代表に入っています(FIP公式)。
| スウェーデンのジュニアの成績 | 内容 |
|---|---|
| 2025年 FIP Junior World Cup | 男子・女子とも6位 |
| 2026年7月 FIP Junior Euro Padel Cup | 女子が銅メダル |
| 今大会の女子代表 | 銅メダルに貢献した3人が入る |
男子のデビッド・ハウ(David Howe)監督も「この2年でいちばん大きかったのは若い選手の成長です。経験と落ち着きと自信をつけ、チームの中での役割が大きくなっています」と話しました。ダニエル・ウィンダール選手やシモン・バスケス選手のような、スウェーデンのパデルを引っ張ってきた選手から役割を引き継ぐ準備ができているとも語っています。国際大会に出るスウェーデンの選手が増え、強い相手と戦う機会が増えたことも成長の理由に挙げました(FIP公式)。
両国のパデルはどれくらい盛ん?(オランダのコートは世界5位)
FIPの記事は、代表の躍進を国内の広がりとも結びつけています。FIPの世界レポートによると、オランダのコートは4,040面で世界5位です。上にいるのはスペイン、イタリア、アルゼンチン、フランスの4か国だけです。スウェーデンも3,750面で、その後ろに続いています(FIP公式)。
同じレポートに載っている経済調査では、2026年にパデルに使われるお金(コート代・建設・道具・大会運営の合計)の推計が国ごとに出ています。オランダは2億9,810万ユーロで6位、スウェーデンは2億7,540万ユーロで7位でした。スウェーデンはそのうち2億5,110万ユーロ、およそ9割がコートの利用料です。世界の支出の内訳はパデルの世界支出の記事で詳しく紹介しています(FIP World Padel Report 2026(PDF))。
| 項目 | オランダ | スウェーデン | 出典 |
|---|---|---|---|
| コート数 | 4,040面(世界5位) | 3,750面 | FIP公式記事 |
| パデルへの支出の推計(2026年) | 2億9,810万ユーロ(6位) | 2億7,540万ユーロ(7位) | FIP World Padel Report 2026 |
| 2年前の世界大会の順位 | 男子10位、女子5位 | ― | FIP公式記事 |
※スウェーデンの2年前の順位は、FIPの記事に書かれていないため載せていません。
準々決勝はどうやって見る?
試合はFIP公式YouTubeなどで配信されています。国や地域ごとの配信先はパデルW杯の配信ガイドにまとめています。女子の準々決勝は4試合が同時に始まります(FIP公式の試合予定(PDF)、FIP公式の大会ページ)。
FIPは、国内でのパデルの広がりとジュニアの育成を、代表の結果につなげた2か国として両国を紹介しています。スウェーデン女子は前回王者のスペイン、男子はイタリアと当たる準々決勝で、その力がどこまで通じるのかに注目して見てみてください。




