コーチ資格はいつ、どこまで広がる?(L1は2027年2月)
FIPによると、FIP Academyはこれまでに、コーチ育成の入り口となるレベル0(L0)と、審判のレベル1を始めています。次の段階として、コーチのL1講座を2027年2月に始め、その次のレベルも2027年中に始める予定です。レベル3と4は、その後に順番に加えていき、国際的な専門資格の道筋を完成させるとしています(FIP公式)。
| 時期 | 予定(FIPの発表) |
|---|---|
| 開始済み | コーチのL0、審判のレベル1 |
| 2027年2月 | コーチのL1講座が始まる |
| 2027年中 | コーチの次のレベルが始まる |
| その後 | レベル3と4を順番に加える |
| 2027年夏より前 | 「FIP Academyメソッド」と「FIP Lab」を発表 |
FIP Academyの講座の公式ページでは、10月の時点で受講登録が開いていたのはL0だけで、L1から上は「Coming Soon(近日公開)」と表示されていました。今回の発表で、L1の開始時期が具体的になりました(FIP Academy:コーチングプログラム、FIPの世界コーチ名簿の記事)。
新しく始まる取り組みは?(指導の共通基準と研究の場)
2027年の夏より前に、大きな取り組みが2つ発表される予定です。1つは「FIP Academyメソッド」で、指導者を育てるときの国際的な共通の基準と目安を定めるものです。もう1つの「FIP Lab」は、パデルの研究と新しい取り組み、知識づくりを専門に進める計画です(FIP公式)。
このほか、子ども向けの「FIP Kids」、女性向けの「FIP Women」という新しい取り組みも計画に入っています。審判やそのほかの大会役員についても、講座と資格の道筋を少しずつ広げていくとしています(FIP公式)。
| 柱 | 中身(FIPの説明) |
|---|---|
| コーチング | L0からL4までのコーチ資格、FIP Academyメソッド |
| 審判・大会役員 | 審判のレベル1から、資格の道筋を広げる |
| FIP Lab | パデルの研究と新しい取り組み |
各国の連盟には何が求められる?
ドーハでの説明では、各国の連盟の役割が中心に置かれました。FIPのスポーツディレクター、ギジェルモ・アルカイデさんは、各国の連盟に向けて「あなたたちは、それぞれの国のパデル界における私たちの声です。皆さんの経験と知識、協力があれば、この計画はとても早く進むと確信しています」と話しています(FIP公式)。
FIPは、コーチング、審判、FIP Labの3つの柱で、各国の指導の力と競技の仕組みを強くし、パデルの国際的な広がりと、オリンピック競技を目指す歩みにつなげたいとしています(FIP公式)。
日本でパデルを教えたい人は何を見ればいい?
ここからは編集部の考えです。L1の講座が始まると、オンラインのL0を修了した人が、次の段階に進めるようになります。10月に確認したFIP Academyの説明では、L1の実技の評価は各国の連盟と協力して対面で行うとされていました。日本で受けられる形になるかどうかは、今回の発表には書かれていません(FIP Academy:コーチングプログラム)。
コーチを目指している人は、まずFIP Academyの講座ページで受講の条件と教材の言語を確かめ、2月の開始に向けて案内を待つのがよさそうです。レッスンを受ける側の人も、コーチがどのレベルを修了したかを名簿で確かめられる場面が、これから増えていきそうです。




