パキートはレアルをどう見ている?(「控えではなく、仲間の1人」)

ハビ・レアル選手は、アレ・ガラン選手が直前に欠場したため、代わりに代表に選ばれました(Padel Addict、W杯開幕前の記事)。パラグアイに3-0で勝った後の記者会見で、パキート選手は質問される前から、自分でレアル選手の立場に触れました。

「彼は控えとして来たのではなく、仲間の1人として来た。ここではみんなに同じチャンスがある」(Padel Addict)

レアル選手本人は、最初は責任の重さを感じていたと認めています。それでも気持ちを切り替え、「やるべきことは楽しむこと。いいプレーをしたいけれど、そのプレッシャーを背負いすぎないようにしている」と話しました。試合の前には、チームの仲間が落ち着かせてくれたそうです(Padel Addict)。

パキート選手は、若い選手への期待もはっきり言葉にしました。「ハビとゴニはもう自分の力で飛んでいる。もう期待の若手ではなく、実力のある選手だ」。自分が若手に渡せるものは「プレーやレベルではなく経験。彼らにはもう十分な力があるから」とも話しています(Padel Addict)。

話した人 立場 主な発言(要約)
パキート・ナバーロ男子代表・37歳レアルは控えではない。ゴニとレアルはもう実力のある選手
ハビ・レアル男子代表・今大会が代表デビュー最初は責任を感じたが、楽しむことにした。仲間が落ち着かせてくれた
パウラ・ホセマリア女子代表W杯優勝と世界1位、選ぶなら世界1位。それでもW杯はとても大事

発言はPadel Addictの記事のスペイン語を、編集部が日本語に訳して要約したものです。

37歳のパキートはW杯をどう楽しんでいる?(初出場は2008年)

パキート選手が初めて世界選手権に出たのは、2008年のカナダ・カルガリー大会でした。20年近くたった今もW杯を楽しめていることについて、「(当時の自分に言っても)信じなかっただろう」と話しています。目標は「楽しむこと、そしてできれば、少しでもチームの力になること」です(Padel Addict)。

アルゼンチンとの決勝を想像して、フアン・レブロン選手と組む話にもなりました。パキート選手は「ロボ(レブロン選手の愛称)と組めたらうれしいけれど、それ以上に、勝利を決める1点が自分たちに入る方がうれしい。自分の試合を落としてもチームが勝つなら、喜んでそれを選ぶ」と答えています(Padel Addict)。

Padel Addictによると、チームは「一日中冗談を言い合っている」状態で、パキート選手は特に盛り上げ役としてコキ・ニエト選手とジョン・サンス選手の名前を挙げました。マイク・ヤングアス選手は記者のふりをして会見にまぎれ込み、ゲーム「クラッシュ・ロワイヤル」での仲間内の勝負について冗談の質問をして、会場を笑わせたそうです(Padel Addict)。

パウラは「W杯か世界1位か」に何と答えた?(答えは「世界1位」)

パウラ・ホセマリア選手のインタビューは、ドーハにいるPadel Addictの記者、アンヘル・ゴンサレスさんが行いました。「W杯でスペインと一緒に優勝するのと、シーズンを世界1位で終えるのと、1つだけ選ぶなら?」という質問に、パウラ選手は最初、ほとんど選べない問題だと答えています(Padel Addict)。

「国の代表として世界一になるのは、小さいころから願ってきたこと。でも、ペアと一緒に世界で一番の選手にもなりたい」

そのうえで、どちらかに決めるよう求められると、答えは「世界1位、と言うと思う」でした。すぐに「W杯はとても大事」とも付け加えています。Padel Addictは、女子の世界1位の争いがまだ決着しておらず、シーズンの終わりまでに大事な大会が残っていると伝えています(Padel Addict)。

項目 内容
質問W杯優勝と年間世界1位、1つだけ選ぶなら?
最初の答え国の代表で世界一は子どものころからの夢。でもペアと世界一にもなりたい
最後の答え「世界1位、と言うと思う」
付け加えたこと「W杯はとても大事」

アリと再び組んでどう感じた?(「最初は相手にいるのが不思議だった」)

2日目のイギリス戦で、パウラ選手はアリ・サンチェス選手と再びペアを組み、6-0、6-1で勝ちました。2人はツアーで5シーズンにわたって組み、女子のツアーの多くの大会を勝ってきたペアです。今季は別々のペアになり、対戦相手として向かい合う立場でした(Padel Addict、FIP公式(女子2日目))。

パウラ選手は「今年の最初のころ、アリが向こう側にいるのに慣れるまでは不思議な感じだった。いつも隣にいたから」と振り返ります。久しぶりに一緒にプレーして、「彼女がどれだけいい選手で、どれだけすごいことをしているか分かる。いい言葉しかない」と話しました(Padel Addict)。

チームの雰囲気については、「コートの中でも外でも最高のチーム。みんながお互いをとても尊敬している」と話しています。ツアーではライバルでも、「1年を通して大会で同じ場所にいる。コートではライバルでも、外ではお互いを尊重していて、勝負の気持ちを個人的なことには持ち込まない」そうです。初めて代表に入った選手は、恒例のいたずらとして、仲間のコートでのしぐさをまねする役をさせられたそうで、パウラ選手は笑いながら「ベテランの方が甘すぎる」と明かしています(Padel Addict)。

スペインの次の試合はいつ?(女子はブラジルと対戦)

女子のスペインはA組で2連勝しており、グループステージ3戦目はブラジルとの対戦です(FIP公式(女子2日目))。男子のスペインも2連勝しています(W杯初日の記事、W杯2日目の記事)。準々決勝は11月5日から始まり、試合はFIPの公式YouTubeなどで見られます(FIP公式の大会ページ、パデルW杯の配信ガイド)。

試合を見るときは、ベンチやコートの外での選手のやりとりにも注目してみてください。ライバル同士が同じユニフォームで励まし合う姿は、ツアーではなかなか見られない、W杯ならではの場面です。

出典