優勝候補はどちら?(ランキングはスペイン、10月の成績はアルゼンチン)

Padel Addictは、10月のロッテルダムP2、ドイツP2、ミラノP1、クウェートMajorの4大会の成績で両国の選手を比べました。コエロ選手とタピア選手はこの4大会すべてで優勝し、4年続けて年間1位を決めています(Padel Addict、クウェートMajor決勝の記事)。

最後のクウェートMajorの準決勝に残った8人のうち、スペイン代表はコエロ選手とアイマル・ゴニ選手の2人、アルゼンチン代表はタピア選手、ティノ・リバーク選手、ゴンサ・アルフォンソ選手、マキシ・アルセ選手の4人でした。Padel Addictは、この数が両国の勢いを表していると書いています(Padel Addict、Padel Addict公式X)。

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フランスのPadel Magazineも、スペインとアルゼンチンが他の国より一段上にいて、決勝はこの2か国の対戦になる可能性が最も高いと見ています(Padel Magazine)。

スペインの選手は10月にどうだった?(コエロ以外は好不調が分かれる)

Padel Addictの表をもとに、スペイン代表8人の10月のいちばん良い成績をまとめました。「調子」の欄は、Padel Addictの見立てです(Padel Addict)。

選手 10月のいちばん良い成績 Padel Addictの見立て
アルトゥーロ・コエロ4大会すべて優勝手が付けられない
ジョン・サンス準優勝(ロッテルダム、ドイツ)上り調子
アイマル・ゴニ準決勝(クウェート)最後の大会で上向き
フアン・レブロン準優勝(ミラノ)波がある
パキート・ナバロ準々決勝物足りない
マイク・ヤングアス準決勝(ロッテルダム)波がある
コキ・ニエト準決勝(ロッテルダム)脚の痛みから回復中
ハビ・レアル準々決勝(ミラノ)初めての代表

ジョン・サンス選手は、フランコ・ストゥパチュク選手(アルゼンチン)と組んでロッテルダムとドイツで準優勝し、ミラノでも準決勝まで進みました。いずれもコエロ/タピア組に敗れています。一方で、レブロン選手はクウェートの16強でリバーク/アルフォンソ組に敗れました。コキ・ニエト選手は左脚の痛みでドイツとミラノを欠場しましたが、クウェートで復帰しています(Padel Addict)。

ハビ・レアル選手は、手のけがで出られなくなったアレ・ガラン選手の代わりに選ばれました(10月31日の記事)。

アルゼンチンの選手は10月にどうだった?(リバーク/アルフォンソ組が台頭)

アルゼンチン代表8人についても、Padel Addictの表をまとめました(Padel Addict)。

選手 10月のいちばん良い成績 Padel Addictの見立て
アグスティン・タピア4大会すべて優勝手が付けられない
ティノ・リバーク準決勝(クウェート)10月いちばんの驚き
ゴンサ・アルフォンソ準決勝(クウェート)10月いちばんの驚き
マキシ・アルセ準優勝(クウェート)最後の大会で上向き
フランコ・ストゥパチュク準優勝(ロッテルダム、ドイツ)上り調子
レオ・アウクスブルガー準優勝(ミラノ)波がある
マルティン・ディ・ネンノ準々決勝物足りない
フェデ・チンゴット準決勝(ドイツ、ミラノ)休みを取れている

Padel Addictがいちばんの驚きに挙げたのは、リバーク/アルフォンソ組です。レブロン/アウクスブルガー組に2回勝ち、クウェートMajorで準決勝まで進みました。アルセ選手は、フアン・テージョ選手と組んだクウェートMajorで準優勝しています。チンゴット選手はクウェートMajorに出ていないため、疲れが少ない状態で臨めるとPadel Addictは見ています(Padel Addict、クウェートMajor決勝の記事)。

鍵になるのは何?(ふだんのペアを組み直すこと)

W杯は国ごとのチーム戦なので、コエロ/タピア組、レブロン/アウクスブルガー組、ストゥパチュク/ジョン・サンス組のような、ふだんのペアが分かれます。Padel Addictは、監督がどのペアを組むかが勝負を分けると書いています(Padel Addict)。

国と国の対戦は3試合のうち2試合を取ったほうが勝ちです。1組だけ強くても勝てないため、3組そろえられる層の厚さも大切になります。Padel Magazineは、アルゼンチンについて「力のあるペアを3組作れることが大きな強み」と書いています(Padel Magazine、FIP公式)。

3番手争いはどの国?(ポルトガル、イタリア、ブラジル、フランス)

Padel Magazineは、2強に続く国として次の国を挙げました(Padel Magazine)。

国 Padel Magazineが挙げた主な選手 Padel Magazineの見方
ポルトガルヌーノ・デウス、ミゲル・デウス、ペドロ・アラウージョ、ペドロ・グラサ2024年は3位。世界100位前後の選手がそろう
イタリアフラビオ・アバテ、アルバロ・モンティエル2024年は4位。力のそろったペアを複数組める
ブラジルルーカス・ベルガミニ2強以外ではランキング上位の選手がいる
フランスディラン・ギシャール、トマ・レイグ世界50位以内の選手はいないが、8人の力がそろう

フランスはアルゼンチンと同じA組で、Padel Magazineはオランダとの対戦が準々決勝進出を決めると見ています。両国は初日の11月2日に対戦します(Padel Magazine、FIP公式X(11月2日の試合順))。

いつ見られる?(初日はアルゼンチン対オーストラリア、スペイン対スウェーデン)

男子の初日は日本時間で3日0時以降に始まり、アルゼンチンはオーストラリアと、スペインはスウェーデンと戦います。グループ分けと初日の対戦の一覧は組み合わせの記事にまとめています。決勝は11月7日(現地)です(FIP公式X(11月2日の試合順)、FIP公式)。

日本時間 対戦(男子)
3日 0:00以降アルゼンチン 対 オーストラリア(A組)
3日 0:00以降フランス 対 オランダ(A組)
3日 0:00以降スペイン 対 スウェーデン(B組)

コエロ選手とタピア選手が別々の相手と組んで、どんなプレーを見せるのか。試合の配信はFIP公式YouTubeの配信一覧で確認してください。

出典