1時間いくら?(全国平均34ポンド、ロンドンは47ポンド)

Playskanのデータでは、コート1時間の平均料金は都市によって次のように違います。ロンドンとマンチェスターは、どちらも半径15マイル(約24km)の範囲の平均です(The Padel Paper)。

地域 1時間の平均料金 補足
ロンドン47ポンド半径15マイルに68クラブ
マンチェスター37ポンド半径15マイルに43クラブ。北部で最もパデルが盛んな都市
リバプール33ポンド―
リーズ32ポンド―
ウィガン34ポンド―
イプスウィッチ24ポンド南部で最も安い
ヨーク23ポンド英国で最も安い
英国全体34ポンド―

ヨークでいちばん安いのは、ヨーク・セント・ジョン大学のコートで、混まない時間帯は1時間16ポンドです(The Padel Paper)。

なぜロンドンは高い?(コートの埋まり具合が違う)

The Padel Paperは、料金の差の背景として、コートがどれだけ予約で埋まっているか(稼働率)の違いを挙げています。稼働率はPlayskanが公開されている予約データから出した推定値で、クラブが確かめた数字ではありません(The Padel Paper)。

比べる点 ロンドン マンチェスター
平均の稼働率66%50%
最近3か月で値上げしたクラブ96
最近3か月で値下げしたクラブ59

ロンドンはコートがよく埋まり、値上げするクラブが多い一方、マンチェスターでは値下げするクラブのほうが多くなっています。英国全体の平均の稼働率は54%です(The Padel Paper)。

同じ会社のクラブでも違う?

The Padel Paperは、2つのクラブチェーンを例に挙げています。北部を中心に7か所を持つVida del Padelは、北部のクラブが1時間18〜40ポンドの範囲で、南部に1つだけあるチチェスターのクラブは18〜48ポンドでした。同じチェーンの中でも、南の方が高い料金を付けていることが分かります(The Padel Paper)。

南部に4か所を持つRocket Padelは、平均で1時間51ポンドと推定されています。テムズ川沿いにあるバタシーのクラブは1時間70〜80ポンドですが、稼働率は96%と推定され、コート1面あたりの売上は英国で最も高いとされています(The Padel Paper)。

The Padel Paperによると、英国のパデルコートの市場は2026年に3億ポンドを超える見込みで、前の年からほぼ2倍に増えるとしています(The Padel Paper)。

安い料金で人を集めるクラブは?

料金を下げて、地域の人に何度も来てもらおうとするクラブもあります。ドンカスターとスカンソープの間にあるPurple Padel Clubは、混まない時間帯が1時間24ポンド、混む時間帯が30ポンドです。近くのドンカスターの平均36ポンドより安く、地域で最も稼働率が高いクラブになっています(The Padel Paper)。

オーナーのジョージ・ムーア氏は、「1時間1人6ポンドで、ラケットとボール込み。ビール1杯と同じ値段で遊べると思ってほしかった」と話しています。たまに楽しむぜいたくではなく、よく遊ぶものにしてほしいという考えです(The Padel Paper)。

コートが増えた国では、次は料金と通いやすさが、続けて遊ぶ人を増やす鍵になっていくのかもしれません。日本でコートを予約するときも、時間帯ごとの料金やラケットの貸し出しの有無を比べてみると、自分に合った遊び方が見つかりそうです。データの詳しい出どころはPlayskanで確かめられます。

出典