4面のクラブは製品を見せる場所に

工場の中のクラブは、会社のショールーム(製品を実際に見てもらう場所)の役割を持ちます。設備は次のとおりです。

  • フルパノラマコート2面(コートの周りを輪のように照らす照明付き)
  • パノラマコート2面(柱に取り付けた照明付き)
  • すべての壁に、音を和らげる吸音カーテンを設置

クラブは一般にも開かれ、貸し出しも行う予定です。

共同創業者のレイ・ブリンクマニス氏は、「お客さんに、完成品を受け取るだけでなく、コートがどうやって造られるのかを見てほしかった」と話しています。工場で造る工程を見たあと、すぐにそのコートでプレーして、コートの種類や照明の違いを確かめられるようにするといいます。

生産は週10面から最大30面へ

新しい工場は来月に開き、11月13日(金)に正式な開所イベントを行います。イベントでは、新しいコートでエキシビションマッチも予定されています。

工場には、自動の生産ラインに溶接ロボット2台と、クレーン4基が入ります。現在は週に10面のコートを造っていますが、新しい工場では週30面まで増やせる広さがあると、ブリンクマニス氏は説明しています。

Padel Albaは5年前に、ブリンクマニス氏とジェンティアン・ケラサイ氏が立ち上げた会社です。アメリカ、カナダ、オーストラリア、南アフリカ、ヨーロッパの各国にコートを納めています。イギリスでは、国内最大の施設であるマンチェスターのCarbon Padelのほか、Soul Padelなどのクラブにもコートを納めてきました。

騒音への対策を最初から設備に

PADEL SPOTは昨日、ヨーロッパでパデルのコートが増える一方で、打球音による騒音が問題になっていることをお伝えしました。今回のクラブは、すべての壁に吸音カーテンを付けています。コートを造る会社が、音への対策を最初から設備に組み込んでいる例です。コートが増えていくなかで、こうした設備がどのくらい広がっていくのかにも注目していきたいと思います。