シーズン終盤の年間レース「Race 2026」の最新順位

スペインのパデル専門メディア『Padel Addict』の報道や国際パデル連盟(FIP)が発表した最新データによると、ミラノP1の閉幕に伴い、2026年シーズンの獲得ポイントを競う「Race 2026」の順位表が更新されました。

男子カテゴリーでは首位独走が固まったのに対し、女子カテゴリーでは追撃するペアが差を縮め、年間女王の行方は混戦模様となっています。

男子はコエロ&タピア組が4連勝、年間世界1位をほぼ確実に

男子ダブルスを制したのは、第1シードのアルツロ・コエロ/アグスティン・タピア組です。ふたりはパリ・メジャー、ロッテルダムP1、デュッセルドルフに続き、このミラノP1でも頂点に立ち、直近4大会連続優勝を飾りました。

この勝利により、年間獲得ポイントランキングである「Race 2026」において、2位のアレハンドロ・ガラン/フェデリコ・チンゴット組に対するリードを決定的なものに広げています。シーズン終盤を前に、コエロとタピアは2年連続となる年間世界ランキング1位の座をほぼ確実なものにしました。

女子はサンチェス&ウステロ組が今季3勝目、首位争いは大混戦へ

男子とは対照的に、劇的な展開を迎えているのが女子カテゴリーです。これまで年間レースの首位を快走していたのはジェマ・トライアイ/デルフィ・ブレア組でしたが、ミラノP1の決勝では28歳のアリ・サンチェスと17歳のアンドレア・ウステロ組が勝利を収め、優勝ポイント1,000点を獲得しました。

サンチェス/ウステロ組にとって、今回の勝利はパリ・メジャー(2,000点)、ロッテルダムP1(1,000点)に続く今季3つ目のタイトル獲得となります。首位のトライアイ/ブレア組との獲得ポイント差を一気に縮めたことで、残りシーズンにおける「年間世界1位争い」は完全に振り出しへと戻りました。

若手とベテランの融合、ツアー終盤戦に向けた見どころ

女子戦線の大きな原動力となっているのが、17歳のアンドレア・ウステロ選手が見せる目覚ましい成長と、世界トップクラスの経験を持つアリ・サンチェス選手との連係です。左利きであるウステロ選手の鋭いショットと、サンチェス選手の冷静なゲームメイクが噛み合い、上位ペアに対しても強固な戦いぶりを見せています。

シーズンはいよいよ終盤を迎え、年末に開催されるツアーファイナルに向けてトップペア同士のタイトル争奪戦が激しさを増していきます。男子の年間王者確定の瞬間とともに、女子の熾烈な首位攻防戦からも目が離せません。

出典・参照メディア

本記事のランキング動向および解説は、以下の公式発表ならびに専門メディアの報道に基づいています。