第1セット0-6の劣勢から始まった激闘
2026年10月17日、イタリア・ミラノのアリアンツ・クラウドで開催中の「Premier Padel Milan P1」男子準決勝にて、ドラマチックな一戦が繰り広げられました。第3シードのフアン・レブロン/レオ・アウクスブルガー組が、第2シードのアレハンドロ・ガラン/フェデリコ・チンゴット組(通称「チンガラン」)と激突しました。
立ち上がりは、ガランとチンゴットのペアが完璧な連携で試合を支配します。わずか23分間で0-6と圧倒され、レブロンとアウクスブルガーのペアは苦しいスタートを強いられました。
積極的な攻めで流れを奪回し逆転勝利
しかし、第2セットに入ると試合の流れは一変します。アグスティン・シリンゴ監督の指示を受けたレブロンとアウクスブルガーは、前へのアグレッシブな攻めを展開。鋭いショットで主導権を引き戻すと、第2セットを6-2で奪い返します。
勢いに乗った2人はファイナルセットでも高い集中力を維持し、再び6-2で連取。試合時間1時間24分におよぶ熱戦を制し、見事な逆転勝利で決勝進出を決めました。
選手が語る勝因とチームの結束
試合後、レブロン選手は「相手は第1セットで完璧なパデルをしていました。自分たちに足りなかったのは集中力だけ。お互いに支え合い、逆転できると信じて乗り切ることができました」と振り返ります。
また、アウクスブルガー選手も「0-6で落とした後、シリンゴ監督のアドバイスで迷いを捨て、より強いチームとして結束できました」と手応えを語りました。劣勢でも仲間と戦術を信じ抜く姿勢が、鮮やかな逆転劇を呼び込みました。
決勝は通算300勝達成のコエロ/タピア組と激突
決勝の対戦相手は、アルトゥーロ・コエロ/アグスティン・タピア組です。コエロとタピアは準決勝でフランコ・ストゥパチュク/ジョン・サンツ組を6-4、6-3で破り、コエロ選手はこの勝利でPremier Padel通算300勝という大記録を達成しました。
大逆転で勢いに乗るレブロン/アウクスブルガー組が、王者ペアを相手にどのような決勝戦を繰り広げるのか大きな注目が集まります。




