どこで開かれる?(水泳用のハムダン・スポーツコンプレックス)

会場は、ドバイのハムダン・スポーツコンプレックスです。もともと競泳や飛び込みなど、水泳の大きな大会のために作られた施設で、今回はセンターコートとサブコートを置く会場に模様替えします(Padel Spain)。

大会には、男女のトップ選手が出場する予定です。大会の日程やチケットの情報は、Premier Padelの公式発表でご確認ください(Padel Spain)。

どれくらいの工事?(水6,250㎥超を抜く)

競泳用と飛び込み用のプールから、6,250㎥を超える水を抜きました。さらに、約49,000㎡の仮設設備を置きます。仮設設備は、FIPとPremier Padelが求める安全基準、観客の収容、国際テレビ中継の条件を満たすためのものです(Padel Spain)。

項目 内容
大会Emaar Dubai Premier Padel P1
時期2026年11月
会場ハムダン・スポーツコンプレックス(ドバイ)
コート数6面(うち4面はプールの上)
抜いた水の量6,250㎥超
仮設設備約49,000㎡
コート設置Greenset(スペイン)

(Padel Spain)

Greensetは、コートをすべてスペインで設計・製造し、自社の技術者をドバイに送って組み立てます。工場から現地の最終調整までを自社で行うことで、水を抜いたプールという珍しい土台の上でも、正確に組み立てられるとしています(Padel Spain)。

どんなコートを使う?(360度見渡せる「Technic」)

6面とも、プロの試合向けに作られた「Technic」というモデルです。特徴は次の4つです(Padel Spain)。

特徴 内容
360度パノラマ死角をなくした構造で、観客席からも中継カメラからも見やすい
Sonic Shield(ソニックシールド)ボールが壁や金網に当たる音をやわらげ、屋内の反響を抑える
素材リサイクルできる亜鉛めっき鋼。塗装は自動化した工程で行う
組み立て部品ごとに確かめる独自の手順。プールの上の4面の安定を重視

屋内会場では、ボールの音が響きやすくなります。Sonic Shieldは、その反響を抑えて、会場の音を聞きやすくするための仕組みです(Padel Spain)。

メーカーは何と言っている?

Greensetのフェルナンド・カノバス・リョピス社長は、「6面のうち4面を五輪プールの上に建てることは、私たちの技術力と、特別な条件に合わせられるチームの力を示している」と話しています。スペインのメーカーとして大会の公式コートを担うことは、国際的な大舞台での存在感を高めることにつながるとも述べています(Padel Spain)。

業界団体のClusterPadelも、Greensetが6面を設置し、そのうち4面が五輪サイズのプールの上になると伝えています(ClusterPadel)。

出典