残り4大会で最大6,500ポイント、現在の差は2,840ポイント

『Marca』の試算では、今シーズンの残り大会を、来週開催される「クウェートMajor」、続く「ドバイP1」「メキシコMajor」、そしてバルセロナで行われる最終戦「Tour Finals(ツアーファイナルズ)」の4大会としています。Major(メジャー)はツアーのなかで最も獲得ポイントが多い大会カテゴリーであり、残り4大会を合わせると最大6,500ポイントが争われます。

今シーズンの獲得ポイントで競う「Race(レース)」では、コエロとタピアが、追うチンゴットとガランに対して各自2,840ポイントの差をつけています。なお、来週のクウェートMajorのドロー(組み合わせ)の詳細については、こちらの記事で確認できます。

クウェートMajorで年間1位が確定する条件

来週のクウェートMajorにおける年間1位決定の行方について、『Marca』は数学的に確定する条件と、ポイント差を踏まえた「事実上の決着」という見方を区別して報じています。これらの条件も公式の確定発表ではなく、すべて『Marca』の試算と見立てによるものです。

グスタボ・プラット・コーチが指導するコエロ/タピア組の年間1位がクウェートMajorで数学的に確定するのは、コエロ/タピア組が同大会で優勝し、かつホルヘ・マルティネス・コーチのもとで戦うチンゴット/ガラン組がベスト16(16強)以下で敗れた場合です。チンゴット/ガラン組がベスト16より上へ勝ち進んだ場合は、コエロ/タピア組が優勝しても数学的な確定は次のドバイP1まで持ち越しとなります。

一方で『Marca』は、数学的な確定条件とは別に、コエロ/タピア組がクウェートMajorで優勝した時点で、ポイント差の上では事実上の決着になるとの見方を示しています。

残り4大会の試算と「史上例のない同点」の想定

クウェートMajorのあとも年間1位争いが続いた場合について、『Marca』は残り4大会の成績に応じた複数の試算を示しています。

想定される展開(Marcaの試算) チンゴット/ガラン組の成績 コエロ/タピア組の成績 年間1位争いの結果
クウェートでの数学的確定クウェートMajorでベスト16以下で敗退クウェートMajorで優勝クウェートMajorでコエロ/タピア組の年間1位が数学的に確定
コエロ/タピア組が4大会すべて決勝進出残り4大会すべて優勝(4大会全勝)残り4大会すべて決勝進出(1勝もできず)1人240ポイント差でコエロ/タピア組が2年連続の年間1位
珍しい同点の想定残り4大会すべて優勝(4大会全勝)ドバイP1のみ準決勝敗退、他3大会はすべて決勝進出両ペアのポイントが並ぶ同点(『Marca』は史上例がないと説明)

追うチンゴット/ガラン組に有利な条件とこれまでの戦績

逆転を狙うチンゴット/ガラン組にとって最も有利な展開として『Marca』が挙げているのは、クウェートMajorでチンゴット/ガラン組が優勝し、さらにコエロ/タピア組がベスト32(32強)かベスト16(16強)で早期敗退するケースです。

ただし『Marca』は、その条件を満たす難しさもあわせて報じています。チンゴット/ガラン組は直近の3大会連続で決勝に進めておらず、反対にコエロ/タピア組はMajorカテゴリーの大会でベスト32やベスト16といった早い段階で負けたことがありません。

まずは最もポイント配分の大きい来週のクウェートMajorで、両ペアがベスト16以降のラウンドをどのように勝ち上がっていくのか、1試合ごとの結果を楽しみに追いかけていきたいところです。

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