10月に発表された3モデルと価格

Padel Addictが伝えた3モデルの価格は次のとおりです(価格はユーロでの表示です)。

モデル 価格 特徴
AT10 LUX LIMITED EDITION White145ユーロ期間限定。AT10 LUXがベースの白いモデル
AT10 PRO LIMITED EDITION Black120ユーロ期間限定。AT10 PROがベースの黒いモデル
AT10 EOS Vibram by Agustín Tapia175ユーロ新しく一から作られたモデル。11月2日発売

日本での発売や日本円での価格は、元記事には書かれていません。

限定2モデルは、白と黒で性格が違う

NOXの「LTD」は、決まった期間だけ販売する限定モデルのシリーズです。今回の2モデルは、どちらもかかとから足先までを半透明の樹脂(TPU)の骨組みで包み、通気性のある網目状の生地を使っています。AT10シリーズに共通する次の4つの技術も入っています。

  • AGG:かかととつま先の高低差を大きくし、構えの姿勢と動き出しを楽にして、ふくらはぎの負担を減らす
  • Lateral Support:足を支える面を広げ、横への動きを安定させる
  • AbraXone:すり減りやすい部分を内側から補強する
  • OrthoLite:クッション性があり、抗菌性もある中敷き

白の「LUX」は、シリーズで最も上位のモデルAT10 LUXがベースです。かかとには、NOXの考え方を表す「Makes You Improve」という言葉が入っています。黒の「PRO」は、タピア選手が試合で履いているAT10 PROがベースで、つま先のゴム補強と、足首や足の甲のフィット感を高める作りが加わっています。こちらは「Makes You Improve」の文字が靴底の側面に銀色で入っています。

Padel Addictは2つの違いについて、LUXのほうが軽く通気性が高く、PROは素材が多いぶん重めでも、足をしっかり支え、長く使っても形が崩れにくいと解説しています。

タピア選手のEOS Vibramは、靴底が最大の特徴

3つ目の「AT10 EOS Vibram by Agustín Tapia」は、これまでのモデルの改良版ではなく、新しく作られたシューズです。NOXの従来のシリーズより最大17%軽くなっているといいます。

いちばんの特徴は、パデル向けに開発された「Vibram X ABRADE(ビブラム)」という靴底です。場所によって形の違う突起が配置されています。

  • 中央の六角形の突起:動き出しと止まる動き用
  • 外周の三角形の突起:横への動き用
  • 分割された回転用の部分:足がコートに引っかかりすぎず、向きを変えやすくする

足の中央部分にはねじれを抑えるX字の補強があり、人工芝と砂によるすり減りにも強くしています。かかとにはタピア選手のサインが入っています。

色は「White/Silver」「Black/Cool Grey」「White/Gumrubber」の3色で、11月2日からNOXの公式サイトで販売されます。

足の専門家による認証も

Padel Addictによると、AT10シリーズはすべて、履物の技術センターINESCOPの認証を受けています。また、足の専門家(ポディアトリスト)のマルタ・ルエダさんの評価も受けています。

PADEL SPOTは実物を試していないため、履き心地については紹介できません。ただ、タピア選手が試合で使うモデルを含むシリーズに、靴底から新しく作られたモデルが加わるのは、シューズ選びの選択肢が広がる話です。日本での取り扱いが分かったら、あらためてお伝えします。